女は女である

雑記帳

ものかき

最近仕事で記事を書いているわけだけど、ひんぱんにじぶんじゃないなにか、社会にはびこるあの虚構の存在にのまれそうになって怖くなる。よくあるキャッチーな文章をまねていると、じぶんがみじんも思っていないようなことを平気で書いてしまうのだ。そんな文章をかいているときの自分は、無責任で、けいはくな人格のわたし。じぶんで考えるのが面倒なとき、そのじぶんじゃないなにかの人格にのっとられてしまう。じぶんが思っていないことは書かない、そう決めないと、わたしがわたしでなくなってしまいそうだ。

だれかが言っていたように、人は権力を使うのではなく、権力に支配されるのだ。